3月ひとりごとあつめ3月

ライン

 京都御苑の桜  「伊勢志摩の旅」の中止  りんちゃんの発表会
 桜の「開花宣言」出る  つつがない日々  寒い一日  名古屋へ
 なか休み  ゆうちゃん、4ヶ月検診  春の匂い  孫の成長を楽しみに
 お彼岸  花の香りにむせながら  明日に向かって着々と?  東北関東大震災・1週間目
 今も、これからも、できること  東北関東大震災・5日目  東北関東大震災・4日目  東北関東大震災・3日目
 「福島原発」最悪の事態発生か?  「東北地方太平洋沖地震M8・8」  時の過ぎ行くままに  お絵かき
 「市民税・府民税申告書」  のんびり過ごす  南座「3月歌舞伎」  「駒井家住宅」「御苑観梅」
 春の雪  ゆうちゃんのお雛様  寒い一日  雛(ひな)冷えの頃

ライン

弥生・31日 (木) 快晴 京都御苑の桜

 家事を終えると急いで図書館へ行ってきた。
今日は「桜を観に行くぞ~!」の日です。
先ずは「京都府立植物園」へ→次は「京都御苑近衛邸跡地桜」→COOP二条店→いったん帰宅
生協さん配達日→夕方から高島屋まで「中川一政展」を観に行く。

・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・
「京都御苑近衛邸跡地桜」
京都御苑の桜
・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・
没後20年
《中川一政展ー独行此道(ひとりこのみちをいく)ー》

「中川一政展」
白山市立「松任中川一政記念美術館」
真鶴町立「中川一政美術館」
 先日名古屋までゴッホを観に行った。
そのゴッホに啓発されて絵の道を進んでいこうとした中川一政。
ゴッホは若くして道を究めるのに挫折し、自死してしまったが、中川一政は、60代、70代、80代と、年増る事になお一つのものを極めようとした生き方に、私もこれからなんだなと励まされたような気持ち。そぎ落としそぎ落としして得るものというという境地にはなかなか達せないだろうけれど、これから生きていくうえで励みを感じさせるものがある。しかし字になんとも味わいがある。原稿に書かれた字と雰囲気が変わらないというところが良い。字が人格をあらわすというお手本か?
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弥生・30日 (水) 曇り時々晴れ 「伊勢志摩の旅」の中止

 いつもの如く午前中診療時間ギリギリにかかりつけ医へ駆け込む。
天気も不安定、体調も不安定(鼻がグズグズ時折りクシャミ、多分風邪)なので本日はひきこもり日とする。
予約本が続々利用可能になりそう。読書に精出す。

本当は今日あたり、いつもの3姉妹で「伊勢志摩」を旅していたはずだが、止むを得まい。

風邪気味だというのに(止められない、止まらない)で、結局夜中の一時まで読書する。
炬燵にファンヒーター、節電に協力していないな(^^ゞ
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弥生・29日 (火) 快晴夕方一時雨 りんちゃんの発表会

 本日はりんちゃんの【2011 ヤマハ音楽教室発表会】が宇治市文化センターでありました。
(午後3時半に宇治駅待ち合わせ)
初めての経験で、迎えに来てくれた自動車の中でも彼女、とても緊張していると言っておりました。
ママは、なにかとりんちゃんの事で大忙しなので、たろう君の世話はもっぱらおばあちゃんの役目です。彼、ママと離れた席でも無駄口もたたかず騒ぎまわりもせず、椅子にきちんと座ってすごくおりこうさんの観客でした。それに、前の列に座った老御夫婦が、たろう君の前を空けて座ってくれたのに感謝でした。(多分こちらもお孫さんの姿を楽しみに来たのでしょう)こんなちょっとした心づかいが人の気持ちを温かくしてくれるんですよね。・・・娘のこんな年頃だった日々が昨日の事のように懐かしく思われました。

◇・・・◇・・・◇・・・◇・・・◇

 とても良い天気だったので待ち合わせまでの時間を有効に使おうと昼前に家を出た。
地下鉄「三条京阪」→京阪「出町柳」→京阪「七条」・・・京都駅→JR「宇治」→「六地蔵」→地下鉄「御陵」

「出町柳」前の「長徳寺・おかめ桜」は満開を迎えハラハラと散り始めていた。ジャスト・タイミング!
寺の前を流れる鴨川の土手の柳の若芽もまさにこの時期ならではの青春色で、とても綺麗だった。
おかめ桜(バラ科の耐寒性落葉低木)
イギリスのサクラ研究家イングラムが、寒緋桜と豆桜を交配して作出した栽培品種で1947年に発表された。花の大きさは、小輪ながら、あでかな紅紫色で直径15ミリ、花弁は5個、花が下向きに下垂してついており、日本の美女になぞらえて命名されたそうです。(看板から)

 桜を愛でたその後は、《法然~生涯と美術~を観に京都国立博物館へと向かった。
国宝「山越(やまごし)阿弥陀図」 鎌倉時代・13世紀・京都・禅林寺(紅葉の永観堂)
・・・このお軸の前では思わず足が止まった。寺宝展で一度は観ているはずなのに、時と場合によって同じものでも心に響く度合いが違うのだとあらためて実感する。見いるほどに引き込まれる穏やかで良い阿弥陀様のお顔であった。

 今年は法然上人800回忌、親鸞聖人750回忌で、2つの美術館でゆかりの展覧会が開かれている。それが秋には東京国立博物館で「鎌倉仏教の二大宗祖 初の合同展」として開催されるらしい。ちょっと悔しいな。
そのチラシの法然さんと親鸞さん↓
法然さんと親鸞さん
「法然~生涯と美術~」
 現在「平常展示館」が改築工事中で閉じられている博物館正門傍の「枝垂れ桜」が満開だった。
「特別展示館」の出入りだけではちょっとした死角にあるので見つけた時はちょっと得した気分だった。
京都国立博物館枝垂れ桜

◇・・・◇・・・◇・・・◇・・・◇

 宇治文化センターを出る頃から雨が落ち始めてきた。安定しない春先の天気だ。
娘は私を宇治駅に降ろし、そのまま小児科かかりつけ医へ廻って行った。りんちゃんのあの様子では”お多福風邪”に間違いあるまい。やれやれ、追ってたろう君も罹患しますか。幼稚園時代は流行り病から逃れることはできないのだね。ご苦労様。

 案じていたように山科も雨が降ったようである。(^o^ゞ\バキ!! 洗濯物が湿っていた。あぁ~あ・・・
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弥生・28日 (月) 快晴 桜の「開花宣言」出る

 いつものようにのんびり起き出して、いつものような流れで家事をこなして、洗濯物を持ってベランダへ出た。いつもの冷たい空気と違った暖かい空気がふわぁ~と全身を包んでくれた。・・・春だ!
午前中のお出かけ予定は中止。お布団を干さなくちゃ。るんるん弾んだ気分になった。嬉しい!
桜咲く
(近所のお宅の桜・多分"おかめ桜"・・・それとも"寒緋桜"かな?)

 散歩道道中の庭先に「馬酔木」の花「雪柳」の花も満開。日当たりのいい所では桜が咲き始めた。
京都市にも「開花宣言」が出た。平年より3日早く、去年より9日遅いとの事。忙しくなるぞっと・・・

 今、NHKテレビで「原子力安全・保安院(NISA)」の会見が行われている。
震災関連でここの会見が一番解り難くて、いつもイライラしながら聞いている。どんな組織なのだ?と、遅まきながらも調べてみた。「経済産業省の特別の機関」とあった。宜なるかなと舌打ちするのは失礼に当たるか。こういう時だからこそ国民むけにも解りやすい広報をして欲しいものだ。
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弥生・27日 (火) 曇ったり晴れたり つつがない日々

 山科疎水の散歩のコース、始めのほうに背の高い椿の並木が続いている。天辺の方にたくさんの花が見え始め、木の裾周りには落花が目立ち始めた。潔い花だ。桜もようやく蕾が膨らみ始めた。
被災地のあの友・この友の顔を思い出しながら季節をのんびり感じられる自分の幸せを思う。
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弥生・26日 (土) 晴れのち雨 寒い一日

 多分根っからの怠け者なのだろう、時間に追われない一日だと思うとだらける。起床9時(^^ゞ
昼頃から天気は一挙に下り坂。時折り雪混じりの雨。風も吹いているようだ。出かけたかったのに・・・
珈琲タイム頃からまた陽光が戻った。中途半端な時間なり。
まるまる一週間ぶりに「大正琴」の練習をした。これも怠け者ゆえ。
読書・散歩・DVD鑑賞・パソコン遊びで今日はお終い。
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弥生・25日 (金) 晴れのち曇り 名古屋へ

 どちらか一つの展覧会ならもしかしたらわざわざ名古屋まで出かけなかったかもしれないが、
没後120年ゴッホ展 ~こうして私はゴッホになった~(名古屋美術館)
「歴代 沈 壽官展」in名古屋(名古屋三越)を観に行ってきた。
京都(10:56)・・・(11:32)名古屋
名古屋(17:47)・・・(18:38)京都

「ゴッホ展」

せらさんは「没後120年ゴッホ展」は2度目の鑑賞だという。一緒してくれてありがとう。

 それとね、俗には《からすのいる麦畑》(今回展示なし)が最後の絵と言われることが多いのだけれど、本当は(イラストみたいだね)なんてのんきな事を言っていた《麦の穂》が絶筆だったらしいんだって。絵の傍にそんな説明書きありましたっけ?(^o^ゞ\バキ!! 

 もしかしたら隣のオバサンたちが言っていたというあの絵の「カラスが飛んでいる」というのもあながち間違っていないかも。その頃ゴッホは畑と「カラス」でなくともほかの鳥の群飛びをよく描いていたらしい。雲の陰影づけというのも捨て切れないのだけれど・・・

 精神異常を克服し生き続けていたらその後のゴッホの絵はまた変わっていったのかしら?
《アイリス》 や 《麦の穂》 (共に1890年)の絵から「その後のゴッホ」なるものを想像するのも楽しいね。
だけど、入ってすぐに1884年の 《秋のポプラ並木》1890年の 《曇り空の下の積み藁》 が並列展示されていたのは良かったな。たった4年の間にこんなにゴッホは変わったの?と展示会にぐぃっ!と引き込まれていきました。

 今回私のツボにぴたっとはめ込まれた絵は 《種まく人》(1888年)油彩
あの木は梅かアンズか?(笑い) ミレーと浮世絵の合体だとやっぱり梅だよね~なぞと今も独りつぶやいている。
《ある男の肖像》(1888年)の素っ頓狂でいてその裏に悪を秘めているような顔もよかったし。
(以前にどこかで確かに観ているよなぁこの絵・・・)だった リトグラフ 《ジャガイモを食べる人々》
つらつら思うに、(へぇ~「ゴッホ」ってこんな色数のない画題も描いていたんだぁ)と、驚いた記憶があるからやっぱりなにかの美術展で観ているんだ。・・・そうだよ、その時は油彩で観たんだったよ。

《マルメロ・レモン・梨・葡萄》(1887年)も良かったよね。

歩道のミニ美術館

◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「歴代・沈壽官展」期待していた以上の見応え有り展だった。
わざわざ名古屋まで遠征して行った甲斐があった。
「錦手四君子図蓋透彫角型香炉」12代沈壽官
「錦手四君子図蓋透彫角型香炉」12代沈壽官
「錦手朝顔形香炉」12代沈壽官
「錦手朝顔形香炉」12代沈壽官

買ってきた絵葉書

沈壽官窯 HPはこちら
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弥生・24日 (木) 曇り なか休み
冷え込んだ朝  今朝は冷え込みました。
被災地の寒さを思いながらも、又ファンヒーターを出しました。

 午前中、予約本2冊を受け取りに図書館へ行ってきた。
途中「ふれあいウォーク」を楽しんでいる一行に出会った。
旧・東海道を歩くウォークかしら?

 昨日の疲れが残っているのでしょうか?
本を読みながらつい転寝してしまい、生協さんに起こされた。

 明日は名古屋へ遊びに行ってきます。
新幹線で行くので時間的には神戸より近いんですよね。
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弥生・23日 (水) 晴れ ゆうちゃん、4ヶ月検診

 ゆうちゃん、4ヶ月検診につき、けいと君とのお留守番に神戸へ行ってきた。

 出かける直前に、家でお留守番をするのではなく、ゆうちゃんと一緒に出かけ、隣地の公園で遊んで待っていたいという事になったので、それではと灘区役所まで一緒に出かけました。

 神戸は阪神淡路大震災後、大規模再開発されており、区役所の隣には避難所も兼ねた「遊びのひろば」が広々と整備されており、風は冷たいけれどお日さまいっぱいの広場には、幼児連れのお母さん方や、春休みになったのか小学生たちが大勢楽しそうに遊んでいました。
けいと君  先ずはお決まりの遊具遊び。
これは怪我をさせないよう神経を使っていればいいだけであまり肉体労働ではありません。

 それに飽きると、「おばあちゃん一緒にあそぼ」となり、広い傾斜面を何度も何度も走り上ったり走り下ったり、途中で日向ぼっこをしたり、石蹴りしたり、大きな声で歌を歌ったり(誰に遠慮も要らない広さなのだ、この遊びの広場は)と、
2時間みっちり外遊びに付きあわせられました。モチロン一緒に楽しんだけれど、その分みっちり疲れましたわぃ(^^ゞ
 ・・・彼の、他の幼児たちとの関わり方や遊び方をみて、(4月からの幼稚園生活は大丈夫!)と、
後でお嫁さんに太鼓判を押してあげました。

 頃合いを見て彼を区役所のお便所へお誘い申し上げた。
もう "抱っこでおしっこ" は婆ちゃんの腰が不安です。
そこでおばあちゃんは、(お母さんがまだ教えていなかった)"おとこの子らしい立ちション"を、
けいと君に教えてあげました。懐かしかったな~ (^o^ゞ\バキ!!

 また広場に戻って遊ぶのはもうシンドイので、(そちら、まだ終わりませんかぁ?)と、検診会場のフロアへ向かいました。ゆうちゃんはちょうど予防注射の後だったらしく大泣きしていました(笑)
まだもう少し時間が掛かりそうと言うことなので、けいと君の希望を聞いたうえでそのまま付設の「遊具コーナー」で遊んでもらうことにしました。

と言う顛末で、本日のゆうちゃん《4ヶ月検診》終了無事です。良かったね~ 一段落だ。

・・・ ・・・ ・・・

帰りの電車が途中駅のトラブルで、西宮で15分の臨時停車あり、帰宅午後8時なり。
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弥生・22日 (火) 曇り 春の匂い

サンシュユ(山茱萸)
サンシュユ(山茱萸)
 散歩道で「沈丁花」が強く匂っていた。正直言って私は余り好きな匂いではない。でも、花言葉を調べてみたら
信頼・青春の喜び・栄光・自然美・不滅》とあった。
・・・前言撤回、好きです! 震災復興に向けての"にわかファン"です

 家を出たすぐのところに「おかめ桜」が蕾をふくらましていた。「白木蓮(はくもくれん)」の木も見つけた。・・・「こぶし」だったかな?紛らわしい花だ。明日もう一度よく見てみよう。

 写真は先日府立植物園で見つけた「サンシュユ(山茱萸)」
そろそろ白浜の庭先の「レンギョウ」も咲き始める頃よね。

むんむん春を感じながら本日は(ひきこもり)でした。

(3/29 出町柳駅前広場で咲いていた辛夷(こぶし)の花)
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弥生・21日 (月) 雨 孫の成長を楽しみに

 朝6時過ぎに一度目が覚めた。2度寝して起きたら10時前だった(^^ゞ

「ジンベイザメ」
ジンベイザメ

けいと君、
昨日はお父さんと
大阪の「海遊館」
行ってきたそうです。

お家へ帰ってボードに
早速お絵かきしました。

ババ馬鹿ですが(笑)
確り雰囲気を
捕まえていると
思います。
(^^)// ハクシュ~

彼も4月からは
幼稚園児になります。

子どもの成長って
早いですね~ (o^x^o)
「ペンギン」
ペンギン

《今日の原発関係ニュース》
 「原乳」は福島全域で、「ホウレンソウ」と「カキナ」は福島・茨城・栃木・群馬4県で当分の間出荷を控えるよう出荷制限指示が出た。

※原子力発電の原則・・・「止める・冷やす・閉じ込める」上手く閉じ込められる事を願う。
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弥生・20日 (日) 曇り お彼岸

 息子の家に行く前に時間が多少有ったので、それではそれっ!っと雨の降り始めた街へ出かけていった。《建仁寺「綴プロジェクト作品展」》
 本堂・方丈の屋根修復工事の為に太い丸太の足場が組まれていたので観光客にとってお庭の拝観には少々不満はあろう様子らしかったが、私は結構伺っているので支障なく、法堂の「小泉淳作」筆の双龍図もパスし、方丈の「綴プロジェクト」公開作品8作品のみの鑑賞に留め、ごった返す建仁寺を後にした。今回で何回目の観覧になるだろうか、これで3期にわたり完成された全作品を観た事になる。次回作品が待たれるし、プロジェクト作品を寄贈先のお寺であらためて拝見する楽しみも増えたと言うものだ。

作品名 作者名/時代 原本所蔵
国宝「洛中洛外図屏風」 (上杉本) 狩野永徳 安土桃山時代 米沢市上杉美術館
国宝「松林図屏風」 長谷川等伯 安土桃山時代 東京国立博物館
琴棋書画襖のうち囲碁図 狩野派 安土桃山時代 シアトル美術館
寄贈先・花園大学)
老梅図襖 狩野山雪 江戸時代 メトロポリタン美術館
寄贈先・妙心寺 塔頭 天祥院)
八橋図屏風 尾形光琳 江戸時代 メトロポリタン美術館
寄贈先・京都市)
国宝「山水長巻」 雪舟 室町時代 毛利博物館
重文「四季花鳥図屏風」 狩野元信 室町時代 白鶴美術館
重文「雲龍図襖」 海北友松 安土桃山時代 建仁寺
重文「南蛮図屏風」 狩野内膳 安土桃山時代 神戸市立博物館
重文「楼閣山水図屏風」 曽我蕭白 江戸時代 近江神宮
国宝「神護寺三像」うち2幅
(伝 源頼朝、伝 平重盛
伝 藤原隆信 鎌倉時代 高雄山 神護寺
竜虎図屏風 雪村周継 室町時代 クリーブランド美術館
(早雲寺 (神奈川県足柄下郡)
重文「山水図襖」32面うち4面 長谷川等伯 安土桃山時代 高台寺 塔頭 圓徳院
松島図屏風 俵屋宗達 江戸時代 フリーア美術館
寄贈先・祥雲寺)
「樹花鳥獣図屏風」 伊藤若冲 江戸時代 静岡県立美術館
国宝「風神雷神図屏風」 俵屋宗達 江戸時代 建仁寺
○ 印 今回展示品
作品の写真撮影は自由なので今回のお気に入りを撮ってきた。(デジカメ持って行くのだったと後悔する)

国宝「山水長巻(さんすいちょうかん)」(雪舟 筆)
縦 39.7cm × 横 1592cm
毛利博物館門外不出と言われている
・・・ ・・・ ・・・
メトロポリタン美術館所蔵「八橋図」
メトロポリタン美術館所蔵「八橋図」
開館70周年記念特別展 「KORIN展」  根津美術館 4/16日-5/15
  国宝「燕子花図」とメトロポリタン美術館所蔵「八橋図」
観に行きたいな・・・
※)数珠を一粒頂いてきた。
・・・ ・・・ ・・・

 息子の家へ行き、一緒にお嫁さんの実家でお夕飯をご馳走になり、午後10時前帰宅する。
車窓から昔馴染みの街角に、白い木蓮の咲くのを眺めた。自然の移ろいは良い。実に良い。
良い一日だった。
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弥生・19日 (土) 晴れ 花の香りにむせながら

 温かな一日だった。午前中「大正琴」練習日。いったん家に帰り昼食をすませ出かけた。

→「今出川」・・・相国寺・承天閣美術館 「若冲水墨画の世界」
→「北山」・・・京都府立植物園 「香りいっぱい 京(みやこ)の花小路 『花の回廊-第6回早春の草花展-』」
→「烏丸丸太町」・・・京都御苑 「黒木の梅」ほか御苑梅園の梅は満開だった。

重要文化財伊藤若冲筆
鹿苑寺(金閣寺)大書院旧障壁画特別展示
全面修理完成記念五十面一挙に大公開 
「若冲水墨画の世界」チラシ
 「承天閣美術館」へ行くたびに常設展示されている「葡萄小禽図」「月夜芭蕉図」を鑑賞しながらいつも他の襖絵はどんなものなのだろうと興味深く思っていたので、待ち遠しくて会期初日に早速出かけていった。第1展示室(所蔵の書画と工芸品展示室)を飛ばして真直ぐ第2展示室へ直行する。彩色画の若冲と違った水墨画の世界・・・存分に楽しんだ。できれば鹿苑寺(金閣寺)大書院の間取りに添って展示して貰いたいものだ・・・と言うのは叶わぬ願いなり。

「承天閣美術館」公式HP葡萄小禽図」「月夜芭蕉図
障壁画「月夜芭蕉図」 障壁画「葡萄小禽図(ぶどうしょうきんず)
双鶴図貼付(一面) 芭蕉叭々鳥(ははちょう)図襖絵(襖八面)
竹図襖絵(襖四面) 秋海棠図襖絵(襖六面)
菊鶏図襖絵(襖四面) 松鶴図襖絵(襖八面)
葡萄小禽図襖絵(襖四面)

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植物園「花回廊」にて・・・ハートのお花に震災に関わる全ての人に思いをこめる
花  花

・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・
今年の観梅は京都御苑「黒木の梅」で定点観測(笑) あわせて4回観に行きました。
これで心置きなく「桜の季節」が迎えられます。
満開の「黒木の梅」 ←蕾から蕾の「黒木の梅」

 蛤御門を入りはじめの苑路を南に行くと約200本の梅の木が植栽されている梅林に着く。(隣接し北側は桃苑)そこには、様々な品種の梅があるのだが、お薦め品種として一本の木に紅や白、紅白の絞りの花が咲く「輪違い」または「思いのまま」と呼ばれる梅の木があるという。薄暮れ時に梅苑の中を行きつ戻りつ1本1本捜し歩いたが、梅林の北東部、南東部、真ん中あたりにあるいう木の1本も探せなかった事が今年の観梅の心残りだろうか。来年のお楽しみにしておこう。
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弥生・18日 (金) 曇り 明日に向かって着々と?

 昨日の朝に続き今朝も屋根が雪で白かった。寒い日が続いている。
朝10時のニュースに間に合う。《G7、10年ぶりの協調介入合意。震災の混乱に乗じた投機的な円高(15年11ヶ月ぶりの最高値)に対し政府・日銀市場介入を行う》

 今日からは東京消防庁の特殊消防車両も放水作業に加わる。空中写真による20台ほどずらりと並んだ特殊車両の映像が頼もしい。午後から散水作業に加わる予定とか。

 ※今回の原発事故、「国際的レベル5」(米ツリーマイル島原発事故と同じレベル)・・・事故の深刻さを示す国際原子力事故評価尺度(INES)のレベル。チェルノブイリ事故は最も重い「7」・・・原子力・保安院発表

 地震・津波の被災地への救援対策と(行方不明者の安否も心配の上、親類縁者とのつながりや、その後の地元での復興などの為地元仮設住宅入居希望の可能性大で、あまり遠くへ避難できない)、原発事故による一時避難者(家は確りあるが汚染の実態、その後の対応のありようが不明、とりあえず遠方へ)の周辺自治体への一時避難救援対策、「阪神淡路大震災」の時のようにボランティア活動が短絡的にはできない、それに加えて風評被害による物流の断裂などなど・・・一筋縄ではいかない複雑な様相(に、思える)

 夕方、「春の選抜高校野球」予定通り23日からの開催決定する。電気も徐々に復旧するだろうから、これは避難所生活には明るいニュースのひとつだろうと思える。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆
 蹴上の「琵琶湖疏水記念館」(楽しめた)へ行ってきた。その足で
昨日から始まった京都市美術館の「親鸞~生涯とゆかりの名宝展~へ行ってきた。
「親鸞展」会場入り口
国宝「教行信証(坂東本)」、国宝「観無量寿経註」、(重文)「歎異抄」、国宝中の国宝と言われる「三十六人家集」3帖、国宝「後奈良天皇宸翰(しんかん)女房奉書」などなど見るべきもの多々ある中で、じっくり観てしまったのが下の写真の「雪柳図」・・・国宝「飛雲閣」のふすま絵(朝日新聞会場特別号外から)
「親鸞展」

用心はしていたのだが体調を崩す前兆か、美術館で急に具合が悪くなった。私も気をつけなければ。
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弥生・17日 (木) 晴れ 東北関東大震災・1週間目

 朝日に照らされて屋根の雪が輝いていた。冷え込んだ一夜。
朝の一仕事を終えテレビをスイッチ・オン。ジャスト、自衛隊による空中からの「福島第一原発、3号機4号機使用済み燃料冷却放水」作業が始まったところだった。都合4回の空からの放水。午後からは地上から警視庁機動隊の高圧放水車による放水活動(午後4時現在ナシ)、高圧線の引き込みによる電源確保や壊滅した電源機器の再建に向け作業に動き始める。いよいよ山場

 震災発生後1週間ですね・・・
支援活動もところによっては軌道に乗り始めたか?疲労もピーク? (自分も気分が明るくなるように)

泉涌寺の「生け花展」より

 雪が時々舞い落ちて寒いし、生協さんの配達日なので、本日はやむなく "閉じこもり" です。
夕方散歩時に気がついた。山科疎水に水が満々と流れていた。夷川発電所、稼動再開とか?
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弥生・16日 (水) 曇り 今も、これからも、できること

 φ(・_・)メモメモ(郵便局窓口に振込先記入済みの専用振込用紙あり)
義援金窓口1  郵便局・ゆうちょ銀行
口座記号番号   00140-8-507
口座加入者名   日本赤十字社 東北関東大震災義援金
取扱期間     平成23年3月14日(月)~平成23年9月30日(金)

※郵便局窓口での取り扱いの場合、振替手数料は免除されます。
※郵便窓口でお受取りいただきました半券(受領証)は、大切に保管してください。
※通信欄にお名前、ご住所、お電話番号を記載してください。

 午前中かかりつけ医へ行ってきた。
午後、時折り雪がちらつく不安定な天候。去年の今頃は「桜情報」にうきうきしていたのにね・・・

 久しぶりに崇子さんとテレビ電話をした。
震災の話もしたけれど、ついでにお腹に脂肪が貯まって貯まっての話しもしてしまった。(笑)
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弥生・15日 (火) 晴れ 東北関東大震災・5日目

 世の中大変だといっても早起きする訳ではないけれど、それでも起きればすぐにテレビをスイッチ・オンする。目に飛び込んできたニュース

 《今朝6時過ぎ格納容器内の爆発音の後、圧力制御室が損傷した模様。
8時頃、8217マイクロシーベルト(1年間に浴びる×3倍の量を1時間に浴びた量)一時的に観測したという。3分後にはその値は急激に減少。理由は不明。風は北から南へ吹いている。
110Km離れた東海村原子力施設辺りでも基準値(5マイクロシーベルト/1Hあたり)以上の値(住民に注意を促す値)が観測され通常通報される》

 《ニュース速報》
・・・日経平均株価本日も600円以上の下落(一時1300円以上、終値で1015円)、昨日・今日で終値で1600余りの下落。去年9月以来半年ぶりに9000円を大きく割り込む。世界から今回の震災で日本経済の先行きは真っ暗と見なされた・・・出るものが出尽くすまで落ち着くエネルギーは湧いてはこない。

 11時過ぎに出かけ、午後2時過ぎいったん帰宅してきたら・・・

 枝野官房長官は15日午前記者会見し、東京電力福島第一原発4号機で発生した火災で、同10時22分に、同原発3号機付近で毎時400ミリ・シーベルト(40万マイクロ・シーベルト)、隣接の4号機周辺で同100ミリ・シーベルト、2号機と3号機の間で、同30ミリ・シーベルトの極めて高い放射線を観測した、と発表した。
 100ミリ・シーベルトの放射線を浴びると、がんになる人が増加するといわれる。
 枝野官房長官は、3号機付近の放射線レベルについて、「身体に影響を及ぼす可能性があることは間違いない」と述べた。・・・(mixi ニュースより全文転載)

 1号機~4号機、頭がこんがらがってきた(^^ゞ
でも、枝野官房長官で良かったね。
古老の政治手腕型官房長官だったらこの事態に理解が付いていかなかったかも(などと m(_ _)m)
アナウンサーでも "不安あおり型" と "沈着冷静語り口型" がありそうな感じ方をしているのは私だけ?
一日も早く復興活動が軌道にのりますように 大変でしょうね、地震に津波に原発だものね


 寝る前に現況を知ろうと思ってテレビとパソコンをつけた時「緊急地震警報」が出た。(10時28分頃)と、思う間もなく京都でもゆらゆら横揺れが来た。静岡県東部(富士宮市)震度6強など
気象庁は記者会見で「想定される東海地震とは発生場所、メカニズムともに違う」と発表した。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

《 昨日たてた今日の予定 》
 東福寺・法堂 「猫入り涅槃図」(縦15メートル、横7・5メートル)の無料公開
・・・涅槃図は、。室町時代の画僧・明兆が描いたとされる。
満月の夜、沙羅(さら)双樹の下に横たわる釈迦を弟子や動物が取り囲み、嘆き悲しむ姿が描かれている。東福寺の涅槃図は、象の足元に猫が描かれているのが特徴で、図を描いていた明兆のかたわらにいた猫だといわれる。

※ 「東北関東大震災被害者の霊」の白木の大きなお位牌が祭られていた。
※ 義援金箱の設置あり ※「数珠巡礼」を頂いてきた。

 京都市内では、「泉涌寺」(東山区)で国内最大の涅槃図(一般公開される大涅槃図は紙本極彩色で、大きさは縦16メートル、横8メートルあり日本最大の大きさを誇る。江戸中期、明誉古礀(みょうえこかん)上人が描いたもの)が公開(16日まで)されているほか、「真如堂」(左京区、31日まで)、「天龍寺」(右京区、25日まで)でも公開されている。いずれも有料。
                           (右写真クリックで大きくなります)→→→

・・・ ・・・ ・・・
(以下はやはり少なからずストレスを感じているのか体調に不安を覚え、取りやめとした)

嵯峨・清凉寺 「涅槃会とお松明式、嵯峨大念仏狂言」
・・・大松明おねり…20:00頃~点火・・・20:30頃 
嵯峨大念仏狂言…15:00~、17:00~、18:30~(予定) 愛宕詣、釈迦如来、土蜘蛛かな?
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弥生・14日 (月) 曇り 東北関東大震災・4日目

 朝方、多分4時過ぎだったかも、揺れで目が覚めた。
日本列島全域鳴動中かと夢うつつに感じながらも、枕もとの携帯電話の時刻を確認することもトイレに立つこともなく、あっさりそのまま又眠りに引き込まれていった。

 今日は休養日。午前中HPの画像編集を(綺麗だな)などと自画自賛しながら編集し(二条城の椿園の写真を追加)、こんな気分の時はこの本が良いかと(時々テレビをスイッチ"ON"しながら)、河合隼雄さん著「泣き虫ハァちゃん」を読んでいる。岡田知子さんの温かな気持ちになれる挿絵がふんだんに入っている本だ。
福島第一原発・2号機、頑張れ!
素人考えだけれど、外国の原発頭脳の救援部隊は投入されていないのかしら?
燃料棒が一時はほぼ露出したが、現在は下から2M(半分位)まで水位が回復したと(pm9:34頃)

※ 大地震、大津波、福島原発、計画停電 etc 阪神淡路大震災時に経験しなかった諸問題が・・・
※ 株価、600円あまり値下がり 日本経済の先行き長期低迷は素人だって懸念されるよね。
        かといって手持ちの株を売りに出るほど聡くなし(^^ゞ。 なるようにしかならんわねぇ・・・
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弥生・13日 (日) 快晴 東北関東大震災・3日目

 《気象庁は同日、マグニチュードをこれまでの8.8から9.0に修正、確定したと発表した。国内観測史上最大で、世界では4番目の規模。同庁は「複雑な形で三つの巨大な(断層の)破壊が(5分以上)連続して発生した(長さ500Km、幅200Km)」と指摘。「極めてまれなケース」としている》


・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・

 風もなく、のどかな春の一日だった。最高気温も20℃近くあっただろうか。
「石山寺」へ行ってきた。
石山寺は、京阪・京津線が京都市営地下鉄に乗り入れているので「御陵」→「浜大津」→「石山寺」と行くと、京都の西・嵐山へ遊びに行くと同じような感じで遊びに行けるのだ。
【石山寺境内図】
 のんびりと2時間近くも寺苑を歩き回っただろうか、椿・梅・寒椿・山茶花・水仙・彼岸桜の季節の花を楽しんできた。アップ・ダウンの連続の散歩道、結構な運動量になった。

今年の予定だった《数珠巡礼》もついでにここ石山寺から始めることにし、メノウの数珠を頂いてきた。

「紅梅」
「紅梅」
「しだれ白梅」
「枝垂れ白梅」
「水仙」
茎の短い可憐な「黄水仙」
彼岸桜
「彼岸桜」
「山茶花」
「山茶花」
「オトメサザンカ」
「乙女山茶花」
「寒椿」
「寒椿」
「石山寺」花ごよみ
1月 寒椿 7月 百合
2月 梅、蝋梅、水仙 8月 百日紅、金糸梅
3月 雪柳、彼岸桜 9月 夾竹桃
4月 桜、つつじ、椿、木蓮 10月 萩、金木犀、秋明菊
5月 冨士、山吹、射千、牡丹 11月 紅葉、紫式部
6月 杜若、花菖蒲、紫陽花、皐月 12月 山茶花
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弥生・12日 (土) 薄曇り 「福島第一原発」最悪の事態の発生か?

 外出から帰ってきてからテレビはつけっ放しにしていた。
午後4時半頃「福島第一原発」から爆発音あり(3時半頃直下型の大きな地震があり)、1号機があると見られる建屋の天井崩落、外壁落下、多量の放射線の放出の可能性が高く、住民の被爆の危険性がかなり高いと情報が流されている。日本における原発に関する最悪の事態の発生か?

 午後9時前の内閣の会見・・・爆発は格納容器内(原子炉がある)の爆発ではなく、冷却水の不足から発生した容器内の放出水蒸気が格納容器と建屋との間で水素となり、酸素と結合し、建屋の爆発を引き起こした。発生した水素爆発は格納容器破損せず。だが原子炉の再臨界などの危険に備え、海水による冷却を測る(ポンプの確保)。周辺住民の避難措置は「炉心溶融(ろしんようゆう)」などの万が一のリスクに備えての対応。・・・過去、水戸市内に住んでいた頃の(1999/9)東海村原子力発電所の「臨界事故」や、その2年ほど前の「動熱処理工場内の火災・爆発事故」(これらの事故は人的ミスによるところ大だったような)の時のマスコミ報道などでいろいろ勉強させてもらっていたので、枝野官房長官の説明はそれなりに理解できた。先ずは安心。知った言葉・・・対策の一つ、ホウ酸(ホウ素)の注入。これは、核分裂が連続して起こらないように中性子を吸収するのだそうな。

・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・

【今日のコース】
「御陵」→「二条城」・・・(二条城 梅園・椿園)→「烏丸丸太町」・・・(京都御苑)→「東山」・・・(京都国立近代美術館 パウル・クレー展)→「御陵」
二条城 「梅園」
「二条城」源平咲き分け梅
1本の樹に赤・白の花が咲く「源平咲き分け梅」・・・数えてみたら「二条城梅園」には5本あった。
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二条城 「椿園」
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京都御苑
「京都御苑」黒木の梅
京都御苑・鷹司邸跡地「黒木の梅」・・・一週間の間にここまで開花していた。5分咲きくらいかな
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御苑内自転車専用交差点
「御苑内自転車専用交差点?」・・・京都御苑内砂利道に自然にできる交差点(笑)
正面遠くに見えるのは京都御所「建礼門」。
ここは「建礼門前大通り」 時代祭り・葵祭りの時はこの大通りが人・ひと・ひとで埋まるのです

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京都国立近代美術館
「パウル・クレー」展
カンバスや下地づくりにいろいろな工夫をしながら描いていた事が解って今後の鑑賞がより楽しいものになった。
(「糊絵の具」を使ったとか、黒の油絵の具をトレーシング・ペーパーみたいに使ったとか)

展覧会パンフレットはこちら→
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弥生・11日 (金) 晴れ時々天気雨 「東北地方太平洋沖地震M8・8」

 今日はケイト君の3歳児検診 and 予防注射の日で、ゆうちゃんとお留守番する日。
朝から神戸の息子の家へ出かけていった。
山手にある息子の家はビクリとも揺れなかったので地震があったことはまるで知らなかった。。
 夕方、いつもより帰りの遅いお母さんのおっぱいを待ってぐずつき始めたゆうちゃんの気晴らしに、幼児番組でも見せるかとテレビをつけて吃驚した。突然津波のものすごい映像が飛び込んできた。

 駅で号外が配られていた。新幹線がストップと構内放送もあり、通勤客で混み始めた電車の中も、心なしか沈黙が支配していた。
房総・白浜のわが家に住まいしてくださっているS氏宅へメールを入れ無事を確認する。
7年間住んだ水戸にもたくさんの友人・知人がいるのだが、とり合えず津波の難はあるまいかと・・・

 午後7時半過ぎ、家に帰り着き、テレビをつけた。
午後2時46分頃「東北地方太平洋沖地震M8・8」発生 プレート境界型地震か?
・・・(M8.8の地震のエネルギーは、6000人以上が犠牲になった阪神大震災(M7.3)の約180倍に当たる)
観測史上国内最大規模の地震で世界でも5番目の威力だったという。
地面の揺れもさることながら、
東北地方太平洋各沿岸を襲った大津波の破壊力のものすごさをあらためて認識させられた。

 「福島第一原発の半径3キロ以内に念のための緊急避難指示が出た」と、報じられている。
これも厄介な問題だ。

 長い人生それなりに遭遇した、突然襲いくる人知では避けられない自然災害の凄まじさをあらためて畏敬の念で思い、被災地・被災者の事を思い、言葉なし。


 ・・・青梅の梅林へ梅見遊山に出かけた東京の仲間たち、帰宅の足は確保できたのだろうか、さぞかしほろ酔い気分も吹っ飛んだことだろうなと、急に思い出された。(翌日記;一行5名で宿をとったそうだ)
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弥生・10日 (木) 晴れ時々曇り 時の過ぎ行くままに

 予定通り閉じこもりです。読書、ビデオ鑑賞、大正琴、散歩・・・退屈しているような、いないような・・・
明日は神戸行きですから体力温存最優先ですかしらね(^_-)
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弥生・9日 (水) 曇り お絵かき

 NHK天気予報が『明日は今日以上に冷え込み真冬並みの寒さになるでしょう。霜注意報が出ています』と報じています。今日だって風が冷たく強かったので予定していた梅見を取りやめたのに、明日も閉じこもりか?(泣く)
りんちゃん、今日のお絵かき でもその閉じこもりのおかげで
1ヶ月ぶりにりんちゃんがお絵かきに来てくれた。
←茂る葉っぱの中に幹や枝を描いている。年中さんにしては凄い観察眼・表現力と、婆馬鹿バァちゃんは感心している。
おまけに「② りん」と、自分で確り通し番号までつけていった。
次回はどんな主題で描いてくれるのか、今から楽しみ。

通し番号 ①の先月の絵はこちら

このスケッチブックが埋まっていくのがとても楽しみです。
今はグチャグチャ描きのたろう君も、そのうちに参加ね?
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弥生・8日 (火) 曇りのち雨 「市民税・府民税申告書」

 午前中、提出期限(3/15迄)の「平成23年度分市民税・府民税申告書」をようやくの事で書き上げた。嫌なことは先延ばしするからこういうことになる。ヤレヤレだ。さて、提出は何時の事になるやら・・・
さっさと終わらせておこうと、夕方区役所まで出かけていった。訂正箇所もなく受付印を貰ってきた。

 医療費(内科・整形外科・眼科・歯科・人間ドックは7割の補助あり)が年間で¥97,910 だった。
払った国民健康保険料、介護保険料があわせて¥46,000 ちょいで、医療費は¥144,000 ・・・
・・・大きな病気や怪我や入院などはしていないでこの額、多いのか少ないのか
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弥生・7日 (月) 曇りのち晴れ のんびり過ごす

 ビデオ鑑賞日
昨夜録画の【蒼穹の昴】・・・第1回目からおもしろく見ている日中合作ドラマ。韓国ドラマより好き
【レ・ミゼラブル25周年コンサート】・・・(英国オペラ。2010年ロンドン)コンサート形式で行われた。
  ↑(録画時間、3:10)          日本公演があったら¥50000出しても惜しくはないかな?
                                     ¥30000・・・ならかな?(^o^ゞ
夜、もう1本撮画した映画を観た。【帰郷】・・・大人のラブ・ロマンスを絡めた反戦映画
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弥生・6日 (日) 曇り 南座「3月歌舞伎」

 出かける予定の時刻まで読書。午後1時半頃、小さな揺れを感じた。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆
《 澤瀉屋(おもだかや)市川右近十五役早替り 並びに宙乗り 相勤め申し候 》

猿之助48撰のうち「獨道中五十三驛(ひとりたびごじゅうさんつぎ)」を観に行った。
いやぁ、いい切符が手に入ったものだ。久しぶりの南座だった。心ゆくまで楽しめた。

開演 PM4:00~   序幕~2幕~大詰め
休憩を2回(あわせて1時間弱)を挟んで4時間の観劇
祇園白川の梅
南座へは地下鉄「三条京阪」で降りて歩いて行ける。たった3駅、そこから歩いても10分くらいと
足の便はいい。途中「祇園・白川」を横に眺めることができる。静かに降り始めた雨の中、満開の梅が楚々と風情を見せていた。あと一月もしないうちにここも喧騒の桜の季節がやってくる。
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弥生・5日 (土) 晴れ一時快晴 「駒井家住宅」「御苑観梅」

 午前中「大正琴」お稽古日。
今日も午後からは、地下鉄1day カードを使って出かけることとしていた。

・・・ ・・・ ・・・

さて、行き先は・・・
3月の公開日が4日~19日までの(金・土曜日)とある「駒井家住宅」と決めた。
なかなか予定が合わず見学できていないところで、ようやく行けるぞ!といった場所だった。

地下鉄「御陵」→京阪「三条」→叡電「出町柳」→「茶山」・・・「駒井家住宅」(北大路からだとバス204系統)

叡電「茶山」を降りてその先、うろ覚えの頭の中の地図頼みだったので、本日も確り道を間違えた。
帰路、直近のバス停にたどり着いてみれば ”なんと大まわり をした事よ”の迷いぶりだった。

【駒井家住宅】
玄関、ステンドグラスの窓 煙突の見える庭からの眺め

 駒井家住宅は、京大教授で遺伝学者であった駒井卓博士の住居として、昭和2年、米人建築家 ヴォーリーズの設計。外観は当時アメリカで流行していた、アメリカン・スパニッシュ洋式を基調としており、和室もある和洋折衷となっている。内部は、現代の電気機器など置くだけで不足なく快適に生活できるようなもので、屋根裏収納(階段は滑車で出し入れする)や壁面収容、上下スライド窓(滑車利用で好みの位置で留められる)や虫除け窓、プライベート部分とパブリック部分がドアの取っ手が色分けされているとか工夫が満載されており、時折りわが家設計に当たっての参考にと見学に来る人が居るという。今日もそんな方と話ができた。写真右の2階部分左部屋サンルームからは、京都の夏の風物詩「大文字」が積み重ねられた薪木の1本1本が見分けられるほどの近さに眺められる。写真左(ちょうど日が当たっている部分)黄色のステンドグラスからは西日があたると階段室や2階の廊下が金色に輝くという。
「駒井家住宅」

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 「駒井家住宅」の見学を楽しみすぎて、これから「府立植物園」へ行っても広い園内を歩き廻るには時間が足りなさそうと言う事で、入苑時間制限のない「御苑・観梅」にするかと急遽予定を変更する。私の「足の向くまま街歩き」本領発揮といったところか?

「駒井家住宅」→(市バス)・・・(京都御苑)・・・地下鉄「烏丸丸太町→「御陵」(午後5時半頃帰宅)

【御苑観梅】梅林の梅は見ごろかな? お目当ての「黒木の梅」は・・・
遠目にも樹全体が紅色はっきりだったけれど、多分来週辺りが見頃でしょう。
 思いがけず若い男の子(社会人成り立て?)と「黒木の梅」談議で盛り上がってちょっと浮き浮きして・・・

・・・ ・・・ ・・・

 今年も「NHKのど自慢チャンピオン大会」を楽しんだ。多分あの人と思った人が優勝した。
今年のチャンピオン、歌唱力は勿論だけれど、
甘い感じのイケメンだし、すぐにでもスターになれそうな気がするなー楽しみ。
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弥生・4日 (金) 晴れ時々ちらつく 春の雪

春の雪 天気予報、本当によく当たりますね~
期待に胸ふくらませて(笑い)シャッターをあげたら
雪景色でした。ゴミのように写っているちらちら舞い落ちる雪も一緒に「春の雪」記念写真

崇子さんのHPで
【みんなのデジブック広場】という
写真や動画の発表サイトを見つけた。
試しに去年の府立植物園の紅葉をアップして見た。
 ↓
こちら ふむふむ、なかなかヨロシイ!と、自画自賛(笑い)
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弥生・3日 (木) 曇り ゆうちゃんのお雛様

ゆうちゃんのお雛様
りんちゃんのお雛様(藤の花の衣装)とはお衣装違いで
姉が作ってくれた木目込みのお雛様(結構大きいんです)
本当はりんちゃんのお雛様と並べてみたかったのだが
りんちゃん、たろう君、風邪ひきズルズルで、昨日遊びに行けなかった (/_;)

※ 朝、雪がちらつく。我慢できず、片付けたファン・ヒーターを押入れからまた引っ張り出した。

・・・ ・・・ ・・・

 今日は生協の配達日。終わって午後4時頃から出かけていった。今日も歩け!歩け!
「御陵」→「三条京阪」・・・歩け、歩け・・・(丸太町川端東入る丸太町)イムラアートギャラリー 山本太郎展「古典ーthe classicsー チェリー」・・・歩け、歩け・・・河原町「丸亀製麺」で夕食・・・歩け、歩け・・・(四条河原町)高島屋 「KIMONO ~江戸アート~」・・・歩け、歩け・・・「京都市役所前」→「御陵」

※ イムラアートギャラリーでは運よく作家の山本太郎氏に会えた。2年前の5月、美術館「えき」KYOTOでの個展の話しなどしながら一対一で作品の解説を受けて鑑賞できたのは誠に贅沢であった。
山本太郎公式Webサイト
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弥生・2日 (水) 曇り 寒い一日

 京大など4大学の入試の試験問題の試験時間内の質問サイトへの投稿「偽計業務妨害容疑」は(全て同一の携帯電話から「aicezuki」の名前で投稿されていた)、東北地方の「京大受験生」と特定されたと報じられている。現役受験なのか浪人受験なのか、頑張って頑張ってきたのであろうが、馬鹿な事を・・・
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弥生・1日 (火) 雨  (ひな)冷えの頃

 雨で始まった3月。雨の中、郵便局とかかりつけ医へ行った。あとはビデオ鑑賞and読書
ひな祭りの頃はいつも寒い。昨日も今日も寒かった。明日は夜から雪が降るかもとか。
この寒さでは瀬戸内寂聴さんの説法はどうなのかしら、もうお年なのよね・・・気になってHPへ

平成23年3月3日の春桃会(もものほうえ)で予定されていた
瀬戸内寂聴師の青空説法は、都合により中止になりました

そうだよね~私より20歳ほど年長でいらっしゃる、体調を崩されていないのであればよいが・・・

と、寂聴さんのHP「寂庵へようこそ!」へいってみた。

庵主が、脊椎圧迫骨折により歩行困難になり、「法話の会」が出来なくなりました。
ご迷惑をおかけしますが、一月より三月まで中止させていただきます。

そうか・・・早く暖かくなると良いですね~お大事に

 厭きさせない一時間余りのご法話のあとに質問コーナーで
『自分の母親と同じ年齢なのにどうしてそう若くいられるのですか?』とあった。
お誕生日を迎えると88歳になるんですって。フムフムちょうど20歳違うのか、私も希望が持てそうなどと
寂聴さん応えて『私も86歳まで元気でした。今、こんな風に元気そうに見えますけれど、本当はあちこち"ガタ"きているの。幸い左目の視力は良いけれど、右目は「老人性黄班変性症(だったかな?)」失明しているし、右膝やあちこち痛いの。でも、絶対思っては駄目!もう年だからって。思った途端その年齢になっちゃうのよ』・・・と聞いても、絶対「仙人食」を食べて元気しているよなぁと思ってしまうワ・タ・ク・シ
            (・・・去年の"ひとりごとあつめ" 「春桃会青空説法」より)

 3月3日「春桃会(もものほうえ)」の三十三間堂は無料でたくさんのお像に逢える日なのだが、
寂聴さんの説法がないのであれば天気次第で無理に出かけずとも良いなぁ・・・(ぼそぼそ)
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鑑賞したい美術展
 山本太郎展「古典ーthe classicsー チェリー」 (3/3)  イムラアートギャラリー 2/12-3/19
 KIMONO ~江戸アート~ (3/3)  高島屋7階グランドホール 3/3-3/14
 パウル・クレー展~おわらないアトリエ (3/12)  京都国立近代美術館 3/12-5/15
 親鸞750回忌「親鸞展」~生涯とゆかりの名宝~ (3/18)  京都市美術館 3/17-5/29
 建仁寺「綴プロジェクト作品展」 (3/20)  建仁寺 3/19-4/10
 若冲水墨画の世界 (3/19)  承天閣美術館 3/19-5/10
 没後120年ゴッホ展 (3/25)  名古屋美術館 2/22-4/10
 「歴代 沈 壽官展」in名古屋 (3/25)  名古屋三越 3/23-3/28
 法然~生涯と美術~ (3/29)  京都国立博物館 3/26-5/8
 「中川一政展」 (3/31)  高島屋7階グランドホール 3/30-4/18
 <東欧イースターエッグの世界展>  恵文社/ミニフェア棚 4/1-4/15
 生誕100年「南桂子展」  美術館「えき」KYOTO 4/1-4/24
 ハンス・コパー展 - 20世紀陶芸の革新  静岡市美術館 4/6-6/26
 没後100年「青木繁展」  京都国立近代美術館 5/27-7/10
 開館70周年記念特別展 「KORIN展」
  国宝「燕子花図」とメトロポリタン美術館所蔵「八橋図」
 根津美術館 4/16日-5/15
 夜間開館:4/29-5/15まで。19時まで開館
 「天竺へ」~三蔵法師3万キロの旅~  奈良国立美術館 7/16-8/28
 帰ってきた江戸絵画「ニューオリンズ ギッターコレクション」  京都文化博物館 9/3-10/16
 「京の小袖」~松坂屋・丸紅・千総コレクションを中心に~
          デザインにみる日本のエレガンス   
 京都文化博物館 10/29-12/11

ビデオ・映画 : 「屋根の上のバイオリン弾き」(1971年)
『屋根の上のバイオリン弾き』という題名は、昔ローマ皇帝ネロによるユダヤ人の大虐殺があった時、逃げまどう群衆の中で、ひとり屋根の上でバイオリンを弾く男がいたという故事を描いたシャガールの絵にヒントを得たもの。ユダヤ人の不屈の魂の象徴(ウィキより)
            「プリンス in パープル レイン」(1984年) 自伝映画
            「メリー・ポピンズ」(1965年)ジュリー・アンドリュース主演
            「ダーティ・ダンシング」(1987年)(米) 青春恋愛映画 ダンスが素晴らしい
            「戦場のピアニスト」(2002年)仏・独・蘭・英 切なくて数度に分けなければ見られなかった
            「フラッシュダンス」(1983年)(米)
            「恋愛小説家」・・・「愛と追憶の日々」の監督作品 ジャック・ニコラウス主演
                         大人のラブロマンス
            【帰郷】(1978年)・・・大人のラブ・ロマンスを絡めたベトナム戦争反戦映画
            【アビエーター】(2004年)(米)・・・映画と飛行機に情熱を燃やした実業家、
                          ハワード・ヒューズの破天荒な反省を描いた人間ドラマ
            【リトル・ミス・サンシャイン】(2006年)
            【続・菩提樹】(1958年)独・・・ミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』の基になった
            マリア・フォン・トラップによる自叙伝『トラップ・ファミリー合唱団物語』の後編
            【17歳のカルテ】
            【アウト・オブ・サイト】
            【ナイロビの蜂】
            【イノヴィンシブル 栄光へのタッチダウン】
            【JUNO / ジュノ】
                  
NHKアーカイブス : 【レ・ミゼラブル25周年コンサート】
               【ラ・バヤデール】全3幕、英国ロイヤルバレー団公演 2009年
               【オンディーヌ】吉田都 英国ロイヤルバレー団公演 2009年

舞台その他 :  京都南座三月花形歌舞伎「獨道中五十三駅」 3/6(日)

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